2013年12月19日
モンテビデオでは連日暑い日が続いています。
この暑さいつまで続くのだろうか。
GOES 13号の水蒸気画像に、
500 hPaの等高度線と風を重ね書きした図で見てみました。
2013年12月19日午前7時、水蒸気画像と500hPaの等高度線と風 |
図は、2013年12月19日午前7時のものです。
500 hPaは、高度約5,000 m上空の大気の流れを示しています。
このパターンが、天気の大きな流れを左右します。
黄色の線が等高度線ですが、ウルグアイの西側で凹になっています。
上層のトラフと呼ばれるものですが、この付近では天気が悪くなります。
画像でも、対流性の雲が発達している様子がわかります。
この上層のトラフが順調に東進してくれば、ウルグアイも雨が期待できるのですが、
今はそうはなっていません。
ウルグアイの東側では、等高度線が凸になっています。
水蒸気画像でも、このあたりは黒っぽく、
上中層の水蒸気が少なく、乾燥しているようです。
上層のリッジと呼ばれ、天気は良いです。
風の流れを見ると、
ウルグアイの北側では南西風、南側では西風で、
ウルグアイ付近では流れが分流しているパターン(赤線)になっています。
このパターンが続く限り、ウルグアイの暑い日は続きます。
いつまで?
12月25日のクリスマスまでは続きそうです。
ホワイトクリスマスではなく、ホットクリスマスになりそうです。
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