モンテビデオの街を歩いていると、
玄関先や歩きながらタバコを吸っている人によく出会います。
風の強い日や、風下にいる場合には注意が必要です。
煙が直接当たる場合がありますから。
最悪の場合は
タバコの火の粉が飛んでくる場合もありますから。
見ていると、
吸うよりも手にもっている時間が長いようです。
そのため、歩きながら吸っている人のタバコ保持時間が長いようです。
玄関先や道路で吸う方が多い理由の一つに、
すべての公共の場、職場(バー、レストランを含む)
及び公共交通機関での喫煙が、
喫煙室や喫煙場所の設置なしで禁止されたためです。
ウルグアイのタバコ規制は、
バスケス大統領(任期:2005年3月から2010年3月)のもとで実施されました。
2006年には、
ラテンアメリカで最初の全国レベルの包括的な禁煙法が採用されました。
2009年の喫煙率は27%で日本と同じでした。
タバコの規制のため、
紙タバコの年間消費量は2005年から2011年にかけて
20%近く減少しています。
タバコの規制には
ウルグアイの画像つきのタバコ警告表示
ウルグアイにおけるたばこ広告、販売促進、後援の禁止
などが行われています。
そのおかげで、
気象局内はタバコの匂いがなく、快適に仕事ができます。
政策的には成功しているようです。
しかし、一歩外に出ると
路上にはタバコの吸殻が散らばっています。
屋外での規制は難しいようです。