2013年10月26日、モンテビデオで
第23回日本語弁論大会が開催されました。
ウルグアイの日本人会の主催です。
現在、南米には165万人の日系人がいます。
100年以上前に、日本人の移民が開始されました。
ウルグアイには、
ブラジルからの日本人の移民が100年以上前に開始されました。
移民された方々が日本の文化を南米に伝えました。
日本人会は、日系人により組織されています。
日本語による弁論大会は
日本の文化を南米に伝えるという趣旨で開催されたようです。
その弁論大会が、日本と地球の反対側のウルグアイで、
23年間も続いているのは、驚きでした。
弁論大会は、
日本人会の会長による挨拶から開会されました。
朗読の部、休憩を挟んで、
日本人会コーラス部によるコーラス、
日本交流基金で日本に研修に行かれたLeonardo Limaさんの研修報告、
弁論の部に移り、初級の部、中級の部と続き、
最後に、各部毎に入賞者が発表されました。
朗読の部では、テーマが3つ、( )の中は発表者数、
「殿様の塩焼き」(4名)、「スイミー」(7名)、「わがままみっちゃん」(4名)
毎に発表されました。
一位の Mariana Vivanoco (Pulleiro)さん
「殿様の塩焼き」の発表です。
発表者は、共和大学日本語講座、さくら日本語講座、日本人会日本語講座、いとう日本語講座、等で日本語を勉強されている方々でした。
応援者を含め多くの方が来場し、活気に満ちていました。
初級の部では、
「大切な人」をテーマに4人の方が発表されました。
「11月の花嫁」「現在的な私のおばあちゃん」「姪と一緒の時間」「私のいとしい祖母」をテーマにそれぞれの思いが発表されていました。
一位の Carolina Hlodac (Pulleiro)さん
「私のいとしい祖母」の発表です。
中級の部では、
「絆」をテーマに4人の方が発表されました。
「ベルニゴッティのお菓子」「現在の絆」「絆」「大切な絆」をテーマに、
絆とは何かということをそれぞれ発表されていました。
東北の被災地に触れていた発表もあり、
日本人でも難しいテーマの「絆」をいろいろと調べ、
各自なりに解釈されていました。
一位の Andres Angelini (ORT)さん
「絆」の発表です。
入賞がそれぞれは発表され、賞状と記念品の授与が行われました。
今後の励みになることでしょう。
日本とウルグアイとの友好関係がこのようないろいろな形で継続していくことは、
素晴らしいことだと感じました。
最後に、
日本大使を含め、発表者の記念撮影で終了しました。
4時間に及ぶ発表会でしたが、それぞれ楽しむことができたことでしょう。
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