気象局の玄関の扉を開けると、
下の写真のように、旗が3本並んで立っています。
そうです。
ウルグアイには三つの国旗があるのです。
オリンピックなど国際的な行事に使われるのが、真ん中の旗です。
この旗には、当時のウルグアイの九つの県を表す青と白の9本の帯と、
旗の左上に黄色で5月の太陽が描かれています。
5月の太陽は、インカ帝国の独立の象徴を意味すると言われています。
一番左の旗は、アルティガスの旗です。
この旗は、
ウルグアイの独立指導者ホセ・ヘルバシオ・アルティガスが掲げた旗です。
ウルグアイ海軍の海軍旗やウルグアイ軍の円形章などに用いられています。
最後に一番右の旗は、33人の東方人の旗です。
この旗は、33人の東方人が
ウルグアイのブラジルから独立を宣言した時に掲げた旗です。
青と白はアルゼンチンの国旗から、
赤は連邦派の象徴色から、
旗の中央には黒で「LIBERTAD O MUERTE (自由か死か)」
と書かれています。
この言葉は現在もウルグアイの国の標語になっています。
3本の旗がウルグアイの歴史をあらわしています。
国旗が後世に歴史を伝えられるのですから、
なんと素晴らしいことなんでしょう!
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